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小説『七人の証人』のネタバレと感想!飽きずに見事に読めます

こんにちは。

今日は、小説『7人の証人』のネタバレと感想について語りたいと思います!

7人の証人のネタバレ

警視庁捜査一課の十津川警部は帰宅途中を襲われて誘拐されてしまいます。

彼が目覚めた時には見知らぬ無人島に連れてこられていました。

この無人島には彼以外に7人の人間が連れてこられており、この7人はいずれも1年前のある殺人事件の関係者でした。

その無人島ではその殺人事件のあった街がそっくりに再現されていました。

実はこの奇妙な誘拐事件の犯人はその1年前の殺人事件で有罪判決を受けた佐伯信夫の父親の佐々木勇造であり、佐々木はその事件の検証をするためにこんなことをしたのです。

十津川警部はその事件の捜査担当者ではありませんでしたが、冷静な第三者として事件を見極めるために佐々木に選ばれていました。

十津川以外の7人はいずれもこの事件の証人であり、この方たちの証言により佐伯信夫は有罪となったのですが現在は刑務所で病死していました。

佐々木勇造はこの1人息子のために事件の検証を行う、いわば私設法廷とでもいうことを行います。

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事件の概要はバー「ロマンス」で口論になった佐伯信夫が、口論の相手となった木下誠一郎という男を店を出てから追いかけて行って刺殺したというものです。

この7人は法廷でも証言をしているのですが、佐々木が彼らの証言の矛盾を指摘していくにつれて事件当日の本当のことがわかっていきます。

十津川以外の7人
1 山口博之 2老中の若者。事件の目撃者として110番通報する。
2 岡村精一 中央銀行の副支店長。事件当日車の中から佐伯信夫を目撃する。
3 千田美知子 中央銀行の女子行員。事件当日車の中から佐伯信夫を目撃する。
4 浜野光彦 社会科のフリーカメラマン。事件の決定的瞬間を撮影する。
5 安藤つね 果実店の店主。事件当日、佐伯信夫が店に来た時の証人。
6 三根ふみこ バー「ロマンス」のマダム。口論の現場を目撃する。
7 小林啓作 バー「ロマンス」の常連客。定年退職後にバー「ロマンス」の借金を肩代わりして、三根ふみこと所帯を持つ約束をする。

佐々木はこれら7人の警察や法廷での証言を1つ1つ検証していき、少しづつ矛盾があることがわかっていきます。

そしてその検証が進むと同時に岡村精一、千田美知子、安藤つねの3人が殺される事件が発生します。

十津川以外の人間はみな佐々木を犯人だと疑いますが、十津川だけは第三者として冷静に事件を見つめなおして真犯人を突き止めます。

やがて事件の真犯人は小林啓作という男であり、郷里の縁で再就職を木下に頼んだが断られたために刺殺したということがわかります。

この小林に借金を肩代わりしてもらって一緒になる予定のバーのマダムの三根ふみこが協力していたのでした。

私の感想

以上がこの本の内容になりますが、読んでいてとても面白かったと感じます。

まず誘拐された人間8人が脱出不可能な無人島に連れてこられるというこの奇抜なアイディアがとても興味をそそられます。

さらにその無人島を事件の現場と全く同じように作って事件の検証を行うというのも面白いです。

読者の興味をこの1年前の殺人事件の証言者の検証に引き付けておいて、このことを発端として新たな殺人事件が起こっていくこの展開は見事としか言えません。

全く飽きることなく読み進めていける作品になっています。